アドグリーンコートは他の塗料と何が違う?
- 2023.03.15
- お役立ちコラム

外壁や屋根に使用する塗料の種類はたくさんありますが、最近では「遮熱塗料」という名前をよく耳にするようになりました。
ここでは、遮熱塗料であるアドグリーンコートと一般的な塗料の違い、同じ遮熱塗料でもメーカーによってどのような違いがあるかについて詳しく紹介していきます。
遮熱塗料がもたらす効果
「遮熱塗料」は、名前から熱を遮る効果がある塗料であることは容易に想像できると思いますが、遮熱塗料を使用するメリットにもつながる効果について紹介します。
遮熱効果
屋根や外壁に塗布することから、遮熱塗料には建物を暑さから守る効果があり、それを目的に開発されました。
塗布面の表面温度が抑制され、室内の気温の上昇を抑えることができます。
日差しそのものを反射するメカニズムで、各メーカーの実験によると、室内の温度が2~3℃程度下がることが分かっています。
節電・エコ効果
室内の温度を下げることにより、夏場の冷房費を抑えることができます。
電気の消費量を抑えることで消費相当量のCO2の削減につながり、エコ効果を得ることができます。アドグリーンコートをはじめとする遮熱塗料には、10~20%ほどの節電効果があるとされています。
熱損傷防止効果
住宅などの建物は、熱によってダメージを受けますが、遮熱効果により熱損傷を防いで耐用年数を長くする効果があります。
一年中紫外線にさらされている外壁や屋根は、熱によるダメージを多く受けているため、遮熱効果によって劣化を遅らせることができます。
遮熱塗料と汎用塗料の違い
汎用塗料とは、アドグリーンコートなどのような特殊機能を持たない一般的な塗料のことです。
もちろん遮熱効果も備えていないことから、太陽光をはね返すことができずに紫外線が塗膜を通って屋根や外壁などの材料部分にまで直接届いてしまいます。
遮熱塗料は塗膜に届いた太陽光の大部分を反射するため、材料部分に届く光エネルギーを最大限削除することができます。これは熱損傷防止効果に大きく影響し、遮熱塗料と比較すると、汎用塗料は節電・エコ効果について大きく劣ります。
まとめ
アドグリーンコートをはじめとした遮熱塗料には、遮熱効果の他にも節電・エコ効果や熱損傷防止効果などのいろいろな機能が備わっています。
一般的な汎用塗料とは違い、高い遮熱効果を持ち、それが電気代の大幅削減につながったり、建物を太陽光からのダメージから防いだり、耐用年数を長くしたりすることを可能にします。
アドグリーンコート以外にも、ガイナ、サーモアイ、クールタイトなど様々な遮熱塗料が複数のメーカーから販売されていて、多くの方に選ばれるようになりました。
しかし、その中でもアドグリーンコートは高い安全性を誇り、日本国内以外にも複数の国々で公的機関の認定を受けています。
さらに、他の遮熱塗料と比較しても美観に優れていて、滑らかな表面には汚れが付きにくいという大きなメリットも持っています。
遮熱塗料の使用を考えている方には、おすすめできる塗料となっています。
左手前からアドグリーンコートの開発・販売を手掛けるNCK販売の社長と副社長
(弊社E空間にて)
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